苔の種を播いた後、苗が育つまで、どのように管理するのか、気になりますね。
苔神は苔の種を播いた後は、ほとんど手を掛けずに育てることを目標にしていますので、放置状態で様子を見ています。もちろん、ベランダや雨のあたらない場所で栽培するときは、灌水はしなければなりません。でも、雨の当たる庭や畑は、そのままです。草刈りもしません。
ただし、コケの苗を事業用として販売利用する場合は、雑草の管理は必要です。
2010年7月に種を播いた挿し芽箱栽培の記録を紹介します。新潟市秋葉区小須戸にある農産物販売施設「うららこすど」の敷地内の花壇で公開栽培試験をしています。
8月31日に観察しました。播種からおよそ2ヶ月経っていますが、それまでほとんど雨が降らなかったせいか、からからに干からびていました。でも、そのまま放置です。
9月16日、発芽を観察しました。ほんのチョビチョビです。
10月23日、順調に育っています。少し雑草が入り込んでいます。防草シートを突き破っています。
11月11日、順調に育っています。雑草は相変わらずです。
12月25日、雪が降りました。でも、順調に育っています。
2月26日、苔の種を播いて栽培を開始してから7ヶ月が経ちました。雪は降っては消え、降っては消えを繰り返しています。
これからも、栽培の様子を報告してゆきます。
By 苔神