苔の専門サイト 日本苔技術協会 > 苔の栽培方法 > 005 スギゴケの水田栽培

苔の栽培方法

005 スギゴケの水田栽培

 8月9日、今年2度目の草刈りをしました。今回も笠原さんから自走式の草刈り機を借りて、おかげで1時間半ほどで刈り終えることができました。
 
05_rojimaki_1.jpg
 
 前回は5月26日でしたから、2ヵ月半ぶりです。とにかく雑草の伸びるのが早い。
 苔の種を採取する目的の圃場なので、特に草刈りをする必要はないのですが、周囲の稲作農家から草を刈ってくれと苦情が出るので、仕方なく刈るのです。苔にとっては、適度な雑草は日よけ、風除け、湿度保持の観点から、あった方が良いのです。
 草を刈ると、一緒にスギゴケの頭が切断されてしまいます。切断された株は枯れてしまいますが、切断された部分は播きゴケの種になります。来年の春には新株が発芽してスギゴケは年々増えてゆきます。
 今回はスギゴケの株の写真は載せませんでしたが、前回同様、順調に育っています。
  By 苔神