2012年2月29日。新潟はまだ雪に埋もれています。プランターに苔の種を播いて11か月が経過しました。雪の下で成長しているコケをご覧下さい。
ずっと遮光ネットを掛けっぱなしにしていましたので、水分過多、光量不足となってやや徒長気味です。それでも一人前のコロニーを形成しています。
プランター栽培の長所は風の影響による乾燥を防止できることです。播種、発芽、成長の過程では、急激な乾燥が致命的な失敗を誘発することがあります。その大きな原因となるのが風による乾燥です。プランターの深さ、遮光ネット、これによって風の影響を遮断することで、コロニーを形成するまでの期間、苔の成長を保護することができます。苔の栽培にプランターが有効だということがお分かりかと思います。
でも、そのために、過湿気味となって徒長してしまう欠点もあります。遮光ネットをいつ外すか、そのタイミングに注意が必要です。苔神は今日から、遮光ネットを外します。
By 苔神