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苔の栽培方法

007 水田栽培の記録

 2008年5月に最初の播種を実施して失敗し、2009年5月に2度目の播種を実施。その後の経過をレポートしています。
 2012年4月、圃場の外周部に、除草剤を散布しました。バスターです。雑草は枯れていますが、スギゴケも茶色に枯れかかっています。手のひらに載った株をご覧ください。薬剤が付着したところだけ、薬剤の影響を受けているのが確認できます。バスターは茎葉で吸収して、茎葉を枯らす薬剤です。根まで枯らす除草剤ではありません。
 
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 5月13日に観察しました。圃場の周囲の雑草が枯れているのが見られます。それ以外は、40センチを超えるほどの背丈に伸びた雑草に、一面覆われています。雑草の中はかなり密度を増したスギゴケのコロニーがびっしりと広がっています。茎高11センチ程です。
 
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 これまでは草刈りをしていたのですが、この日、除草剤を散布してみました。
スギゴケは維管束の働きがないので、茎葉から薬剤を吸収しても根までは枯れないはずです。

 圃場を二分して、一方にはラウンドアップと2-4D、一方にはタッチダウンを散布しました。どちらも茎葉吸収で根まで枯らすタイプの除草剤です。通常は100倍ほどに薄めて散布するのですが、今回は20倍の希釈で、900平方メートルに20リットル散布しました。これだけ強い薬剤を散布しましたので、もし、スギゴケが維管束の働きを持っていれば、仮根まで枯れてしまうはずです。その実証試験を兼ねています。
 2週間もすれば結果が出ると思います。結果が出たら、レポートします。
  By 苔神