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苔の栽培方法

007 苔の種で育てるヤマゴケ

 ヤマゴケを簡単に育てる方法がわかりました。
 苔の種は苔神のオリジナル製品ですが、これまでヤマゴケは扱っておりませんでした。それは、苔の種として販売するほどの大量栽培が難しかったからです。
でも、1年半ほどでヤマゴケを育てられることがわかったのです。
 そこで、ヤマゴケの苔の種を売り出しますので、その育て方をお教えします。
 
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 ヤマゴケの苔の種は、一袋でプランター1個分(約60㎝×20㎝)播種できる量です。
 プランターに培養土を半分くらい入れて平らに均します。苔の種を平均的に播種します。ジョウロで水をやり、木ゴテなどでしっかりと抑えます。遮光ネットをかぶせます。雨の当たる場所に置いて下さい。1週間雨が降らない時は、ジョウロでたっぷりと水をやって下さい。
 半年くらいすると薄く緑色のコロニーが広がります。1年ほどできれいなヤマゴケのコロニーが生えそろいます。
 ポットや植木鉢でも育てられます。ポットや植木鉢の場合は、写真のように、差し芽箱の中で育てて下さい。差し芽箱の底に、ビニールを一枚敷くと育てやすくなります。

 上の写真、プランターは10月2日に播種、ポットは5月1日に播種しました。
 この後、どんなふうに育って行くか継続してレポートします。
  By 苔神