ギンゴケBryum argenteum Hedw. にカビが発生しました。
新潟も梅雨に入り、雨が降って、栽培しているコケは旺盛に成長をするようになりました。室内で栽培しているギンゴケですが、数日前にたっぷりと水をやったら、ご覧のようにカビが発生して来ました。6月18日頃です。
ギンゴケは、ゆっくりとですが、少しずつ成長しています。この他に実験的に促成栽培しているギンゴケがあります。こちらは茎長およそ1センチほどに成長していますが、そこにもカビが発生しています。
画像上:植木鉢栽培 播種:2012年11月13日
画像下:促成栽培実験 播種2013年3月12日
苔神には、カビが発生した、どうすればいい?殺菌剤を播いた方がいいのか?という質問がたくさん寄せられます。
コケを栽培していると、カビが発生しているのをよく観察します。また、自生地のコケにもカビが発生しているのを観察します。苔神は、カビが発生しても放って置きます。そのうちに自然にカビは見えなくなります。消滅したわけではないのでしょうが、確認したわけではないので、今回、ギンゴケに発生したカビが、この後どうなって行くのか、継続して観察し、レポートしようと思います。
by 苔神