2018年5月23日、胎内市坂井公民館で、苔の栽培講習会を開催しました。
胎内市では、中山間地の農業や林業の不振・衰退に歯止めをかけようと、地域おこし協力隊員を募集し、新たな地域振興を目指しています。今年4月から協力隊員として赴任した朽網裕子会員が、苔を中心とした事業を起こそうと地域に提案し、今回、苔の栽培講習会を実施することになりました。
講習会には、坂井集落の住民約13名が参加し、午前に種の採取、選別、洗浄、乾燥、刻種加工、播種と、栽培の実習を中心に研修を行い、午後に苔の基礎知識を学ぶ座学を行いました。
苔の種採取
選別、洗浄、加工作業
講習会終了後、参加者が集まり、今後の苔の栽培事業の進め方について、具体的な計画を話し合い、今年度は、2反歩、5,000ケースのウマスギゴケ栽培を実施することとしました。さらには、参加者の中から、もっと苔を学んで様々な苔の事業の可能性を追求し、坂井地区を全国の苔事業のモデル地域にしたいと、日本苔技術協会に参加したい旨を申し出る方もいました。
夢が叶うよう、苔神が応援します。 By 苔神