2018年9月11日(火)名古屋市さかえビル名古屋駅西口店で、11月28日(水)大阪市西淀川区民会館で、造園業者向けのスギゴケ講習会を開催しました。
講習会にはそれぞれ20名前後の造園関係者が参加し、10時から15時半までのおよそ5時間、庭園のスギゴケの移植や管理、移植用の苗の品質など、専門的な技術講習が行われました。
講習会には、大勢の協会員も参加し、大変有意義な講習会となりました。
講習風景 左:名古屋講習会 右:大阪講習会
庭園のウマスギゴケを扱う技術は、ウマスギゴケがどのような環境で自生するか、環境が変化するとどのような影響を受けるのか、また、ウマスギゴケが繁殖する生態とはどのようなものなのか、こうした苔の生態的な特性を知ることから生まれます。
協会で実施する講習会は、まず、苔の基本的な生態を学び、生態に基づいた栽培技術を学び、そして庭園への移植や管理の技術を、具体的な事例を挙げて説明します。
講習を受講された方々から「目から鱗が落ちました!」と評価を頂き、苔神はとてもやりがいを感じています。今年も、要請があればどこへでも出かけて行きますので、よろしくお願い致します。 By 苔神