2023年10月28日(土)宮城県栗原市で、苔の生産者、施工業者、販売業者などが参加して、全国苔フェスティバルin栗原2023が、4年ぶりに開催されました。
苔フェスティバルは栗原市、栗駒高原森林組合、一般社団法人栗原市観光物産協会、宮城県北部地方振興事務所栗原地域事務所による実行委員会が主催し、日本苔技術協会、一般社団法人宮城県造園建設業協会県北支部栗原分会が共催し、苔の講習会や展示販売が行われました。
苔神は前日の27日(金)に招かれて、栗原市栗駒総合支所でウマスギゴケの移植技術講習を実施し、苔の見本園を施工しました。受講対象は宮城県、栗原市、栗駒高原森林組合、文字苔っこの会、一般社団法人宮城県造園建設業協会栗原分会、AGRI&株式会社、株式会社ソーシオの担当者のおよそ15名。その他、香川県高松市から株式会社妙興の辻本宗興会員、らんぽく苔の郷の土田一義会員他2名が当日参加し、栗駒総合支所の正面玄関前の緑化スペースにウマスギゴケの移植実習を実施しました。
午前10時から作業を開始しておよそ1時間、文字地区で生産された苗とらんぽく苔の郷で生産された苗を半分づつ使用し、基盤の整備、苗の取り扱い、移植、茎高管理の刈り払いについて指導しました。指導終了後、室内に移動してウマスギゴケの移植技術について質疑応答を行いました。
栗駒総合支所 正面玄関の緑化スペース
翌日28日(土)は、栗駒山麓ジオパークビジターセンターで、全国苔フェスティバルin栗原2023が開催され、苔の事業者約20社が製品展示する会場には、およそ1000名の来場者でにぎわいました。
苔神はこの会場でも来場者向けに、ウマスギゴケの育て方の講習を実施、24名の参加者に竹筒へのウマスギゴケの移植を指導しまし By 苔神