ケト土を使わずに苔玉を作る方法について、たくさんのお問い合わせを頂きました。苔神はケト土の代わりに、布を使って苔玉を作ります。簡単に作れて、しかも育てやすい苔玉です。
上の写真、シクラメンは苔玉インストラクター養成講座で制作したシクラメンです。
銀杏を使って、布苔玉の作り方を紹介します。
材料は、銀杏の苗(実生で育てました。)と、布、皿代わりの土鍋、ハイゴケ苗(22×15センチ)、培土、糸。
銀杏苗の根を糸で丸くまとめます。根の周りを培土で丸め、布で包みます。
糸で固定します。根巻きの要領です。根鉢の下に、ビニールパイプの輪切りをかませて台にします。パイプごと、もう一枚の布で包み、糸で固定します。
ハイゴケを水で濡らし、布の周囲に張り付け、糸で固定します。パイプの部分にはハイゴケは付けません。皿に入れたとき、パイプの部分が水に浸かり、ハイゴケが黒く腐敗して来るからです。培土の玉は、パイプの分だけ上がっているので、皿の水とは縁が切れ、根腐れを起こしにくくなります。
今回使用した土鍋は、さらに水抜き用の穴を開けてあります。
簡単に作れますから、試してみて下さい。
By 苔神